| 眠気 |
 |
薬の種類により程度は異なりますが、鎮静・催眠作用があるので、ある程度の眠気が生じます。ふらつき等により転倒の危険性もあり、注意が必要です。また過剰な鎮静状態に陥っていないかなど注意深く観察が必要です。 |
| |
| 性ホルモン異常 |
| |
男性では陰茎の勃起不能(インポテンツ)が起こる場合があります。女性の場合は、生理異常(生理がなくなったり、月に何度もある)が生じることがあります。 |
| |
| 循環器症状 |
| |
血圧低下、頻脈、心電図異常などが生じる。起立性低血圧によるふらつき・転倒に注意が必要です。 |
| |
| 悪性症候群 |
| |
最も重篤な副作用です。高熱(38〜40℃)、筋強剛、意識障害、頻脈、発汗などが出現したら直ちに疑わなければなりません。速やかに投薬を中止し、筋強剛に対してダントロレン、ブロモクリプチン(筋弛緩薬)を投与します。その他の臨床所見として白血球・CPK・ミオグロブリンの上昇が認められれば確定的です。筋強剛によるミオグロブリン上昇で腎不全をおこし死亡することもあります。早期発見が治療の鍵となり、したがって看護者の役割は重大です。 |
| |
| 体重増加 |
| |
特に非定型性抗精神病薬で問題となります。食事や運動を中心とした体重管理が必要です。 |
| |
| 血糖値上昇 |
| |
非定型性抗精神病薬(オランザピン、クエチアピン)に関して、因果関係が否定できないとされる血糖値上昇による糖尿病性ケトアシードシス、糖尿病性昏睡による重篤な症例報告例(平成14年に厚生労働省緊急安全性情報)がありました。したがって投与中は、定期的に血糖値の測定等を行い、異常が認められた場合には投与を中止する必要があります。
また前述した口渇による多飲に起因したことですが、コーラやジュースなどを多量に飲んでいるようであれば、きめ細かい注意が必要です。 |